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<チャプター>
0:00 予選日
0:26 公式予選スタート
3:03 決勝日
3:34 決勝レーススタート
8:11 GT500 # 3 ドライバーインタビュー

【GT500】
2024年SUPER GTシリーズ第2戦が富士スピードウェイで開催されました。連休恒例のレースは、SUPER GT初の3時間レースとして行われ、2日間で8万8400人ものファンがサーキットに来場しました。新体制で24年シーズンに挑む日産/NISMO陣営は、昨シーズンの第4戦に続く富士での連勝を狙い、予選・決勝に挑みました。
今季2戦目になるNissan Z NISMO GT500陣営は、#3 Niterra MOTUL Z(高星明誠/三宅淳詞)、#12 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)、#23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/ロニー・クインタレッリ)と#24 リアライズコーポレーションADVAN Z (松田次生/名取鉄平)の4台。#23 Zと#3 Zは今年から使用するブリヂストンタイヤの習熟も進み、好結果が期待されます。第2戦は開幕戦の結果により、#23 Zに12kg、#3 Zに10kgのサクセスウェイトが積まれ、#12 Zと#24 Zはサクセスウェイト0kgでのレースとなりました。

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Q2トップタイムを#23 Zがマーク。#3 ZもQ2で2番手となり
合算での順位を押し上げ、#3 Zが2番手、#23 Zが3番手で決勝へ

予選
5月3日は朝から好天に恵まれ、気温23度、路面温度34度のコンディションのもと、午後2時58分からGT500クラス予選Q1がスタートしました。Q1、Q2のベストタイムの合算で順位を決める予選。Q1で#3 Zの高星が1分27秒134で5番手、#12 Zのバゲットが1分27秒243で7番手、#23 Zのクインタレッリが1分27秒282で8番手となり、同じタイヤでアタックするQ2を考慮したアタックを行いました。#24 Zの名取はアタックラップに入る直前にピットイン。アタックできないまま1分42秒248が記録されています。

午後3時54分からスタートしたQ2では、Q1で使用したタイヤながら#23 Zの千代が1分27秒077とQ1を上まわるスーパーラップでトップタイムをマーク。#3 Zの三宅は3周目に1分27秒205の好タイムをマークし、Q2で2番手となっています。#12 Zの平峰は4周目に1分27秒379で4番手となり、予選の戦略が功を奏したNissan Z NISMO GT500勢はQ2で上位を占め、合算タイムの予選順位でも#3 Zが2番手、#23 Zが3番手、#12 Zが5番手と好位置からスタートとなりました。Q1でアタック不発に終わった#24 Zは松田がQ2で5周を周回し、決勝は最後尾からのポジションアップを狙います。

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スタート直後に首位に立った#3 Zが勝利
#23 Zが2位となり、NISMO陣営が1-2フィニッシュ

決勝
富士スピードウェイには夏を思わせる日差しが降り注ぎ、気温23度、路面温度41度のコンディションのもと、決勝レースを迎えました。午後1時30分に2周のフォーメーションラップが開始され、3時間レースがスタート。2番手スタートの#3 Z高星は、1周目の第1コーナーでトップのアウト側に並び、第2コーナーでオーバーテイクに成功、開始早々にレースをリードします。3番手スタートの#23 Z千代も上位に迫りますが、無理せず3番手をキープし、5番手スタートの#12 Zバゲットもポジションをキープして周回を重ねます。

2番手の背後に迫りながらレースを進める#23 Zは、23周目にオーバーテイクを決めて2番手に浮上。Nissan Z NISMO GT500が1-2体制となります。30周目から1回目のピットインを行うチームが出始めました。Z勢ではまず#12 Zが31周を終えて1回目のピットイン、ドライバーの交代はせずにタイヤ交換と給油を行いコースに戻りました。2番手走行の#23 Zは38周を終えてピットインし、ドライバーを千代からクインタレッリに交代。トップの#3 Zは40周を終えてピットインし、ドライバーは高星のままレース中盤に入ります。GT500クラスの全車が1回目のピット作業を終えた41周目の段階で、#3 Zは首位を守り、#23 Zは3番手、#12 Zは5番手となっています。

後続との差を徐々に広げていく#3 Zは、75周終了時に2番手と25秒以上のマージンを持って2回目のピットインを行いました。ドライバーは三宅に交代し、残り約1時間後のトップチェッカーを目指します。5番手走行の#12 Zは73周終了時に、上位のピットインにより2番手となっていた#23 Zは77周終了時に2回目のピットインを行い、ともにドライバーを交代。#12 Zは平峰が、#23 Zは再び千代がステアリングを握り、レースフィニッシュまでのドライブとなります。GT500クラス全車が2回目のピット作業を終えた80周目の段階で、#3 Zは2番手以下を36秒以上引き離してトップを独走。#23 Zは後続に迫られながらも2番手を走行。#12 Zは接戦のなか6番手でレース終盤を迎えます。

#3 Zは慎重にアクシデントを避けながらもペース良く走行を続け、3時間経過後の117周をトップでフィニッシュ。Nissan Z NISMO GT500の今季初優勝と、#3 Zとして富士での連勝を成し遂げました。#23 Zはレース終盤、安定した走行で後続との差を広げ、危なげなく2番手でゴールし、Z勢による1-2フィニッシュを達成しました。終盤ペースが上がらず、一時7番手にポジションを落とした#12 Zですが、最終盤には6番手に戻りフィニッシュしています。15番手からスタートした#24 Zは、混乱のないレース展開のなかで思うようにポジションを上げることができませんでしたが、しっかりと走り切り、13位完走でレースを終えています。

日産/NISMO陣営は、新たな体制で挑むシーズン2戦目に1-2フィニッシュという好成績を得ることができました。次戦はこれまで好結果を得ている鈴鹿サーキットでの戦いとなり、Nissan Z NISMO GT500の連勝を期して第3戦に挑みます。

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【GT300】
GT300クラスには4台のNissan GT-R NISMO GT3と、1台のGTA GT300規則の日産フェアレディZが参戦しました。初開催となる3時間レースで、予選3番手からスタートした#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が2位表彰台を獲得しました。3人体制で参戦したHELM MOTORSPORTSの#62 HELM MOTORSPORTS GT-R(平手晃平/平木湧也/平木玲次)は10位に入賞し、ポイントを獲得しました。

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次戦、鈴鹿サーキットでも応援よろしくお願いします!

SUPER GT 2024 Round 2 Digest at Fuji International Speedway.

TK

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